10/03/26 13:36:17 OU400pNi
>>288 つづきです
現代車の危機の可能性は、'4つのPが変わる時は気をつけろ'という自動車業界の格言で知ることが出来る。製品(Product)
生産工場(Place)人材(Person)生産工程(Process)の一つでも大きく変われば問題が生じ得るということだ。ところが現代車は
4Pが一度に変わっているという点が心配だと業界専門家たちは指摘する。その上同時多発的な新技術導入も不安要素だ。
現代車の総合研究開発センターの南陽研究所のある中間級役員は、"最近エンジン・変速機はもちろん各種電子制御分野で
'最高・先端'だけ強調していて、研究員の間で十分に熟成されなかった製品が市場に出て行くのではないか憂慮されている"
と話した。
◆現代車、トヨタのようなリコール危機の時には生存を大言壮語できない
国内自動車業界高位役員は、"トヨタはリコール事態で危機に瀕しても'システム経営'が生きているから再起する"としながら、
"現代車はシステムの代わりに、オーナーのリーダーシップと人が動く組織でスピードと推進力が卓越しているが、海外市場で
トヨタのような危機を迎えれば回復がさらに難しいこともある"とした。
また80%に達する現代・起亜車の内需占有率が、韓国自動車産業はもちろん現代車にも結局毒になるという分析もある。
GMは米国で最高占有率(52%)を記録した1962年から破局が始まった。作りさえすれば売れる市場がGMを顧客から遠ざけ
させ、労組と経営陣を腐敗させて競争力を蝕んだということだ。
現代・起亜車の昨年内需占有率は80%であった。このような圧倒的占有率は生産分野の労使関係はもちろん、販売・整備労使
関係まで悪化させた。韓国消費者院キム・ジョンフン部長は"顧客サービスの最前線である販売・整備分野さえ、'サービス改善
しなくても販売はどうせうまくいく'という安易な意識が広まっている"と話した。個人の実績がめちゃくちゃでも給与・雇用が保障
されて、占有率も80%あるのに何が問題かというふうだ。
URLリンク(image.chosun.com)
◆韓国自動車産業全体の成長が心配
現代車が韓国の自動車産業の歴史を作り、事実上韓国の'自動車部品産業'を作り出したことは、明らかに認められる。
現代車の世界への躍進は国家的な自慢の種でもある。しかし今は現代車と韓国自動車産業が共栄する方法を模索しなけ
ればならないという声が高い。
(2/3) つづきます