10/03/01 00:06:45 yL9ppwhm
余録:子ども手当
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「ママ、煙いからやめて」。夜、台湾料理屋に入ったら、小さな女の子が手をばたばた
させてあおいでいる。食事がすんで、一服しているのは若い母親だ
▲子どもの頼みを聞いてくれるのかと思いきや、ママは娘をなだめるだけ。隣で妹を
だっこした父親まで、たばこに火をつけた。同じような風景を目にするたび、子どもが
気の毒になる。大人と違って、席をけって出ていくことも、「外で吸って」と命じることも
できない
▲ひとこと言ってやりたいが、よそのうちのこと。国が求める原則全面禁煙はまだ徹底
していないし、「余計なお世話」と言われれば引っ込むしかない。あきらめながらも、「待てよ」
という気になった
▲衆院で法案の審議が始まった民主党の「子ども手当」は、「社会で子育て」が基本理念だ。
法案が成立すれば、中学生以下の子どもに1人当たり月額1万3000円が支給される。
11年度からは2万6000円となる見通しだ
▲みんなで育てるために税金を投入する。それなら、よその子どものためにひとこと言う
権利も義務も、上乗せされるのではないだろうか。事は受動喫煙に限らない。よその
子どもにひとこと言いたい場面はそこら中にころがっている。口を出すための大義名分を
待っている人は多いはずだ
▲「子ども手当」が少子化の解消に役立つとは思えない。親の酒代やたばこ代に消える
世帯もあるだろう。釈然としない、という人の気持ちもわかる。でも、「お金を出すからには、
口も出させて」という気分が盛り上がればどうだろう。子どものいない人の不公平感も
和らぎ、財源確保の道も開ける。そう期待するのは楽観的だろうか。
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なんだこの記事、わけがわからない。