10/01/27 12:18:45 7dBfJOTQ
>>237 つづきです
しかもアイフォンでは、技術的にも公認認証書を使うのが容易ではないというのが専門家たちの意見だ。
アイフォンOSは音楽再生の他に、二個以上のプログラムが同時に作動するマルチタスク機能がサポートされて
いないために、アプリケーションと公認認証書が同時に作動することはできない。またアプリケーションが実行さ
れている間は悪性コードも活性化することができないため、ハッキングが源泉遮断されるシステムだと専門家
たちは説明した。
ただし一部銀行はアイフォンアプリケーションに公認認証書を内蔵する方式などの迂迴路を選択した。だが
これはハッキングに対する憂慮から、公認認証書をPCに保存しないようにキャンペーンを広げている政府政策と
反対に行く方式だ。結局金融監督院が提示した基準に合わせるためには、政府政策方向と逆行する選択をしな
ければならない皮肉な状況が広がったわけだ。
これと関連して行政安全部関係者は"スマートフォンでも公認認証書内蔵方式でなく、別途の分離したチップを
利用する形態に行かなければならない"と話した。ここにスマートフォン市場が国内より2~3年先に形成された
米国や日本の場合も、モバイルバンキングおよび決済過程の保安水準を業界自律に任せている。
もちろんグーグルOSのアンドロイドではマルチタスクを支援しているため、アンドロイドフォンを利用する場合、
モバイルバンキングや決済をしながらUSB等を通して公認認証書を作動させることができる。
問題はモバイル バンキングおよび決済過程が複雑になると、利用者らの使用欲求が落ちて長期的にスマート
フォン市場活性化の障害要因になり得るという点だ。特にスマートフォンを通した決済は、新しいモバイルサービス
開拓の尖兵になると脚光を浴びているだけに、行き過ぎた規制は創意的なサービス出現の障害物になりうる。
金融監督院もこのような憂慮を認識している雰囲気だ。金融監督院関係者は"(スマートフォン市場)発展を阻害
しうる側面もあるが、海外では潜在的に脅威がある状況"として、"国内業者でも関連ソリューションを開発している
ので、監督者の立場から一度課題を投げかけたこと"と話した。
このような乱脈の様相は国内セキュリティ水準が、業界自律よりも政府規制によって決定されてきた慣例に起因
するというのが専門家たちの分析だ。
(2/3) つづきます