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外国人投資家。昨年国内株式市場で90兆ウォン以上儲け 【朝鮮日報】
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昨年外国人投資家がわが国の市場で稼いだお金は、天文学的数字に達することが明らかになった。外国人らは株式と
派生金融商品、債権市場など分ける必要がなく、すべての市場で途方もない収益を記録したと集計された。昨年私たちの
経済は史上初のグローバル金融危機から逸早く回復したが、結局その恩恵はそっくり外国人投資家らに帰ったのだ。
特に外国人投資家らは史上最大の買い傾向を見せた株式市場で途方もない収益を上げた。外国人らは国内証券市場の
50%に達する急上昇の勢いに力づけられて、90兆ウォンを越える金額を稼いだと推算される。韓国取引所によれば昨年末
外国人らが保有した株式の市価総額は289兆7240億ウォンで、2008年末の165兆7996億ウォンより約73%、124兆ウォンほど
増加した。だが昨年の外国人投資家らの純買い金額は32兆ウォン。換言すれば外国人らは32兆3000億ウォンを投資して、
何と92兆ウォン(未実現評価差益含む)に達する途方もない差益を残したのだ。
このように外国人らは昨年の史上最大買い傾向で大ヒットして勝者として常勝疾走したが、機関と個人はそれぞれ26兆
2,716億ウォンと2兆2,947億ウォンを持ち出し売って（?）脇役の境遇を免れなかった。
キム・チュンヒョン新韓金融投資研究員は、“外国人らはグローバル金融危機に対する不安感が高いにもかかわらず、今後
景気回復に対する期待感でリスクに耐えて多くの投資をしたので高い収益を残すことができた。一方機関らはファンド転売が
持続して資金圧迫を受けたことで、まともに投資をする機会さえなかったし、個人たちは危機を迎えて保守的戦略を守った”と
診断した。
外国人らは種目選定でも機関と個人を圧倒した。昨年外国人らがコスピ市場で買い入れた上位20個種目の平均収益率は
89.5%で、機関(78.2%)と個人(18.8%)の収益率を飛び越えた。特に個人投資家らはコスピ平均上昇率にも大きく達し得ないみす
ぼらしい成績を記録した。
◆為替レート急上昇、派生金融商品赤字幅拡大
外国人らは為替レート・金利・株価関連派生金融商品市場でも、昨年は莫大な収益を得た。 派生商品取り引きは一種のゼロ
サムゲームなので、国内企業らと金融機関らの赤字がそっくり外国人らの収益になる。韓国銀行によれば昨年1～11月までの
派生金融商品での赤字は65億3千万ドルと集計された。これを月別平均為替レートで計算すると約8兆ウォンに達する金額だ。
特にグローバル金融危機が始まった昨年9月から計算すると183億万ドル、何と24兆ウォンに達する赤字を見せたことが分かった。
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