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一族総動員の250億株価操作団 【聯合配信 東亜日報】
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検察24人摘発、3人拘束起訴…ピラミッド式で23社株価操作
"外車走らせて貴族生活…隠匿財産全額没収"
全国を網羅したピラミッド式株価操作を通じて、3年間で250億ウォンの不当利益を得ていた一家と親戚など20人
余りが検察に摘発された。
ソウル中央地検金融租税調査1部(チョン・ヒョンジュン部長検事)は上場会社23社の株価を操作して、250億ウォンの
収益をあげた疑惑(過去の証券取引法違反)で、チョン某(45)氏など3人を拘束起訴し、チョン氏の妻と義兄弟、年下の
いとこなど18人を在宅または略式起訴したと14日明らかにした。また逃亡中で共犯とされるチョン氏の三兄(48)等2人と
長兄(57)に対しても事前拘束令状と逮捕令状の発行を受け追跡中だ。
検察によればチョン氏などは2007年3～6月最も通程（?）売買と虚偽の買収注文などの手法で、バイオ業者J社の
株価を300%以上引き上げて30億ウォンを得るなど、2004年6月から3年間に同時多発的に1万7千88回にかけてコス
ダックまたは有価証券市場に上場している23社の株価を操作して、250億ウォンを不当に得た疑惑を受けている。
調査の結果チョン氏は、金融監督院の監視を避けるために兄弟を含む一族や親戚、前職会社の同僚や友人などを
ソウル、仁川、大田、全州、光州などへ分散させて全国的な組織網を構築して株価操作をしていたことが明らかになっ
た。このために金融監督院も2005年から毎年、個別懸案に対してだけ検察に告発していただけで、全国的に広がる
犯行の実体は全く把握できなかった。
チョン氏はまた犯行加担者らの身分を隠すために、アルバイトを雇用して株式売買を指示したり、借名口座だけで
取り引きして1～3ヶ月間隔で口座を変えるなど、緻密な手法で長期間金融監督院の追跡を逃れていたと調査された。
彼はインターネット株式同好会など各種集会に参加して知り合った人々から収益配分をエサに投資金を受けて、株価
操作資金として運用し、その被害者数は数百人に達することと検察は見ている。
チョン氏はこのように得た250億ウォンで入試学院（塾）だけでなく、全国20ヶ所余りにFC式コーヒー専門店のオーナー
になった。またロールスロイスやベンツなど高級外国製乗用車を乗り回し、ゴルフを楽しむなど'貴族生活'をしてきたと
検察は伝えた。
検察関係者は"チョン氏は不動産などの形態で所有した財産を徹底して借名で隠していて、正確にどのように、どれ
ほど使ったのか把握するのが容易でない。隠匿財産を最後まで追跡して全額還収するようにする"と話した。