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■ドバイ株：６日続落－債務再編めぐる懸念で昨年３月以来最長の下げ
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１月17日（ブルームバーグ）：17日のアラブ首長国（ＵＡＥ）ドバイ首長国の株式相場は６営業日連続で下落。昨年３月以来最長の
下げとなった。ドバイの政府系持ち株会社ドバイ・ワールドによる債務再編は困難となるとの懸念や、10－12月（第４四半期）の
企業決算発表を控えた様子見姿勢が強まった。
ＵＡＥ最大の不動産開発会社、エマール不動産と、ドバイ・ファイナンシャル・マーケットがこの１カ月余りでの最安値を付けた。
ドバイ金融市場総合指数は前営業日比２％安の1673.6で終了。ＵＡＥアブダビ首長国のアブダビ証券取引所（ＡＤＸ）株価指数
は同1.2％安。カタールＤＳＭ指数は同2.4％安の6691.11と、昨年12月１日以来の安値。
アーカーム・キャピタルのキャッシュ・エクイティ・トレーディング担当責任者、アリ・カーン氏は、「ＵＡＥ株式相場は第４四半期の
企業業績が発表されるまでレンジ取引となるだろう。業績発表によってわれわれは銘柄の差別化を始めるはずだ」と述べた上で、
「ドバイ・ワールドの債務再編に絡んだ大きなリスクの可能性が依然、市場の重しとなっている」と説明した。
★ドバイ危機再燃か？ドバイの経済構造を見るとデベロッパー型の経済モデルになっているのですね。そして、個別の企業の
事業が他の企業の事業と深くリンクしている。例えば、ドバイ株の時価総額の１０％を誇るエマールですが、国内向け投資４０％
海外６０％の割合で投資しておリ、国内に於いてはブルジュハリーファ（ブルジュ・ドバイ）周辺開発が主な投資先となっています。
この開発ですが、ブルジュ・ハリーファの開発こそ終わったものの、周辺地域の開発はまだまだこれからの状況なんですね。
今後、この部分への追加の資金調達の是非が大きな問題となると思います。大きな建物が出来ても、その周辺地域に人を
集めるだけの魅力がなければいけない訳ですが、ドバイが国家としてそこまでの魅力を演出出来るのかも大きな焦点なの
でしょう。元々25万人の青森県程度の経済規模の国家に、観光と金融センター利益で維持される300万人の都市を作ろうと
いうのが無理だと思います。
■アルワリード王子が米シティのパンディットＣＥＯへの支持を再確認
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