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政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)は17日、都内で、平成22年度予算概算要求の
無駄を削る事業仕分けの5日目の作業を行った。
作業グループは、文部科学省が58億円を要求したGXロケットのエンジン開発費用について、
予算計上を見送り、抜本的に見直すよう結論づけた。
さらに、予算要求が出ていないロケット本体についても、廃止を求めた。
GXロケットは15年以降、官民協力で開発を進めた中型ロケットで、高性能な商用ロケット開発を
目的としているが、軍事利用の期待も出ていた。
文科省と宇宙航空研究開発機構(JAXA)がエンジン、経産省が電子機器をそれぞれ
開発すると役割分担している。
文科省はロケット着手の判断を先送りし、LNG(液化天然ガス)エンジンの研究に限って
予算を要求していたが、財務省は、本体ロケットの見通しが立たない以上、研究も凍結すべきだ
と主張。議論の結果、13人の仕分け作業担当者の判断は廃止3人、見送り5人、縮減5人だった。
刷新会議では次世代スーパーコンピューターの予算も事実上、凍結しており、科学関連予算について
軒並み削っている。
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