09/10/17 11:47:31 WoBDZoOo
官邸安堵閣僚不満 厳しい追い込み 補正見直し2.9兆円
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(前半ry)
補正見直しは、各省が最初に報告した二日には約二兆五千億円にとどまった。上積み
作業の最終盤では、仙谷、平野両氏が各閣僚に再検討を迫った。十五日夜、仙谷氏と
向き合った赤松広隆農相は「逆さにしても鼻血も出ない」と拒否。最後は「決裂ですね」
と言い残して席を立った。
厚生労働省では、市町村で支給事務が始まっている子育て応援特別手当が官邸の
意向で執行停止の対象に。長妻昭厚労相は原口一博総務相を訪ねて理解を求めたが、
「現場を無視した議論はあり得ない」と怒りを買った。
「恫喝(どうかつ)」(政府関係者)とも評された追い込みの作業を終えた平野氏は「友達を
なくす」と周囲にぼやいた。仙谷氏は執行停止額の取りまとめを終えた十五日深夜、
首相に招かれた宴席で居眠りするほど疲れ果てていた。
補正見直しの苦戦は概算要求が九十五兆円に膨らんだ一〇年度予算編成に影を落とす。
長妻氏は記者会見で、保育所待機児童の解消などで要求額を明示しない「事項要求」
をしたのは、平野氏の指示だったと明かし、なお予算確保を目指す考えを強調した。
平野氏は「指示はしていない」と否定し、閣内の摩擦も浮かんだ。
藤井氏は事項要求について「ほとんど(実現)できないという想定は当たっている」と
今後の予算編成作業で削減する考えを示し、各閣僚をけん制した。