09/10/17 02:26:15 tU0z7cNg
>>345
【核廃絶に向けたアメリカの動き】
>アメリカ政府が2012年までに、2001年度比で核兵器を半分近く削減するという方針を明らかにした。
>日本はアメリカと共同で核廃絶決議案を国連に提出しましたけども、核兵器削減の、このアメリカの部分についてどのように考えるか。
「やっぱりオバマ新政権になってね、核に対して、核のない世界をつくろうということで必死に大統領中心に動いているという姿がね、見えてきて、それは大いに評価をしたいと思います。
まぁ2001年に比べて半分にすると、12年に向けですね。その目標もかなり達成に近いところまで来ているんではないかと、いうふうには思います。
しかし減らすんだという意欲をね、示すことは世界に向けてのメッセージともなりますし、さらに努力を願いたいという思いは当然持っておりますので、
これからノーベル平和賞も受賞されるんですから、さらに核のない世界に向けて、オバマ大統領、努力願いなと思います。
そして、核廃絶決議案というものを、私ども政府、昨日出しました。これに関しては今までアメリカは反対をしてきたわけです。
しかし今回初めてですね、オバマ新政権になって、われわれも新政権になったわけですが、協力態勢の中で賛成というよりもむしろ共同提案、提出してくれたということは大変ありがたいことで、
このことでもオバマ新政権がですね、核廃絶に向けてなみなみならぬ決議を、決意を示してくださったと、そう思って評価しています」
【菅直人副総理の存在感】
>政権1カ月になる。振り返ると取材を仙谷由人行政刷新担当相と菅直人副総理・国家戦略担当相を比べると、菅さんの「顔が見えない」というような声を聞くが、いかがか。
「そんなことはありません。菅大臣も大変頑張っていただいてます。今日も緊急雇用対策本部、実質、彼を中心に動くことになります。
やはり私は前からそう思っていたんですが、民主党あるいは新政権、見えやすいのはいわゆる無駄遣いをなくすという大きなテーマ、
この最大のテーマをやっていただくのは行政刷新担当大臣ですから。その意味で今日までですね、仙谷大臣が大いに際立ってくださったことは、それは素晴らしいことだと思います。
しかしそれぞれの大臣も大変頑張ってくださっていて、私はこれからですね、予算というものをどういうふうに作っていくのか。
減らものは減らす、しかし今度はしっかりとした国民の皆さんに理解していただける新しい予算をつくるぞということには、国家戦略の菅大臣の出番だと、そう思っていますから。
これからますます私は菅大臣、忙しくなると思います」
【普天間基地移転のタイムリミット】
>普天間基地の問題だが、首相は15日、多少時間がかかっても結論を出したいと発言した。米政府と合意しているロードマップ(行程表)では
>来年春には移設先の埋め立てをしなければならない。日程は迫っているが、いつ頃をタイムリミットと考えているか。
「まぁタイムリミット、それは当然アメリカとすれば、早く結論を出してもらいたいという思いはあると思います。しかし日本には日本の事情があって、また新政権ができたばかりだということがあります。
従って、私は来年の、昨日申し上げたように名護の市長選挙がある。まぁ沖縄の知事選までですね、に果たして、ということになるとかなり時間がかかることになりますから、その中間ぐらいの中で
結論というものがあるいは必要になってくるのかなと、そのように思っていますが、それほど私どもとしてですね、今、すぐに結論を出すというよりも、それよりも先にアメリカと日本の間の、
例えばアフガニスタンにおける協力の方が、はるかに彼らにとっても重要視しておりますから、この問題に対して明るいメッセージをですね、出しきれるような方向を見いだしていきたい。
その間に、当然、沖縄県民の皆さん方の意思というものをしっかりと承りながら、政府としてアメリカと交渉して結論を出していきたい。まだ私は時間があると、そう思っています」(続く)