09/11/26 20:51:37 K4NwXNj+
>>491
古代ローマになると男色しない者は市民として認められなかったとかいう。
ギリシア神話でも普通にそういう感覚はあるし(アポロンの死んだ恋人が男だ)
灰に埋まったポンペイにコレもしかして男色の事じゃね?って落書きがあったり。
日本なら、江戸時代にも陰間茶屋とかは普通にあったし、
寺小姓とか宗教関係でもむしろ男色は容認されていた。
宗教関係での容認は仏教に限らず世界的に見られる。
ローマの場合、青少年の教育の一環を担っていたり、
戦国時代の武将は性欲を満たすというよりも
精神的な結束力や団結力を求めたりと、
現代における所謂ゲイやホモとは違った趣だったらしい。
じゃあどのへんから男色が禁忌になってくるかと言うと、
所謂「産めよ増やせよ」という言葉に代表されるような
国力増強、その為に国民を増やすという方向性が出てきてからのようだ。
男色は生産性がない(子供産めないからね)ので、
道徳上のタブーとして忌避する方向へといくわけ。
道徳の上で忌避するようになると、
はっきりとした理由はないけどなんか嫌だな。って感覚が出てきて、
(別に法律で禁止されてるわけじゃないけど・・・ってのが他にも色々あるよね)
段々嫌悪感となって広まっていくじゃないかな。