09/11/26 19:50:40 PjQjo9Ge
>>160
だれのせいなのか？ という、問いは
実はつかみ所のない解答を求めるようなもので、
たとえば、今日の円高や株安について、
「民主党のせいである」というのがおおかたの味方だけども、
では、民主党の行動その物を分析した場合、
それだけで、現在の円高や株安が導かれたのかと問うと、答えは「違う」となる。
民主党政権は、要因としてそこに存在しているし、その影響度からいっても
断トツではあるのだが、ひとたび「民主党のせい」を口走ると
他の要因を並べ立てて責任の回避を行う。
当然その他の要因も絡んでいるので彼らの主張を「間違い」と言えるものではない。
一般人が「間違いではない≠正解」という正しい認識を持っているのであれば問題ないし、
疑問を持って情報を精査できるだろうけど、「間違いではない＝正解」というロジックをもっているので
それは難しい。
また、責任の比重については、明瞭に数値化することも出来ない代物で、
「価値観の相違」というものを使えば、うやむやにすることも出来るし、
逆に批判材料として利用される場合がある。
まぁ、早い話がそれらの「～～のせい」という話は、
利用するにしても「利用される」という代物で、
よほど、情報の分析と分離、総括が出来る人でないと、
「押し」に負ける。