09/09/24 19:12:55 e0I6zg5S
>>397
つづきです
LIG投資証券アン・スウン リサーチセンター長は、"1970年代以後三回の円高を体験して、費用節減と技術力向上で
危機を克服したトヨタは、急激な需要減少を初めて体験したことで対処が遅れた"と診断した。2年前に米テキサスに
大型ピックアップトラック工場を作るなど、トヨタは最近7~8年間GMに追いつこうと生産能力拡大に集中していた。
しかし、80%に達した工場稼動率があっという間に60%以下に落ちる状況は、現代車にはすでに経験済みだ。1998年の
外国為替危機、2000年代の初期クレジットカード バブル時は稼動率が30%近く落ちた。
現代車は国内工場の稼動率を低くする代わりに小型車を生産する中国とインドの工場稼動率は維持した。相対的に
経済危機の衝撃が少なかった新興市場を、小型車で攻略したし結果は大成功だった。反面GMは米国市場だけ見通して
中大型車開発に没頭していたために市場多角化に失敗した。
三星電子は構造調整で危機に対処した。今年の初めに組織を改編して役員を何と131人も減らした。全体役員の
3分の1水準だった。三星経済研究所ハン・チャンス首席研究員は、"外国為替危機を体験した韓国企業は経験を通じて、
不況に足早に動くように対処する方法を知っていた"と評価した。
●財閥体制がむしろ光った
まだIT分野の基礎固有技術は日本が先んじる。だが生産技術は韓国が一枚上手だ。 オーナー体制の下、多額の
費用がかかる果敢な投資決定をはやく下すことが可能だったということが専門家たちの分析だ。
代表的な分野がTVだ。 一時ソニーが牛耳ったTV市場はブラウン管からデジタルへTVのパラダイムが変わって、
三星電子とLG電子が市場にそびえ立った。その背景には液晶表示装置(LCD)に対する果敢な投資が位置している。
韓国企業らはLCDがブラウン管に替わると見て、2008年に数兆ウォン(三星電子000億(ママ)・LGディスプレー2兆
6000億ウォン)の投資を断行した。天安市蕩情地区坡州(パジュ)という都市を最初から団地で作ったりもする。財閥
体制の下'パネルからTVまで'垂直系列化された構造を持ったことで可能だった。
(2/3) つづきます。今日の電波は強すぎます