09/09/24 18:36:17 mjcYZlNh
>>393 続き
◆起亜車および協力業者とのシナジーモデル
チェコ工場は起亜車スロバキア工場および協力企業等とシナジー効果も極大化した。チェコ工場とスロバキア ジリナに位置した
起亜車工場の距離はわずか85km.この点を活用して丈夫な協力体制を構築した。チェコ工場では変速機を生産して起亜車スロバ
キア工場ではエンジンを作る。２つの工場で必要な変速機とエンジンをそれぞれ生産して交差供給している。
規模の経済による価格競争力を確保し、経営の安定性を図る動因となっている。二工場は19ヶ協力業者から部品を共に供給
される。価格競争力が高まるほかはない。協力業者やはり十分な物量確保で収益性を得ることができる。
チェコ工場は協力業者とも新しいシナジーを試みるモデルに選ばれる。工場の中には現代モービスのモジュール工場とシートの
工場が入った。すると部品はコンベアベルトシステムを通じて供給される。一日分のトラック200台分の物流が減った。物流費を
それだけ節減するわけだ。
工場も最先端だ。車体工程は290台ロボットがすべての作業を終える。プレス、塗装、艤装工程および変速機工場等も親環境・
最先端を自慢する。ここに部品・物流倉庫、出荷検査場、3.3kmの走行試験路まで整えて自足型完成車工場が何なのかを見せる。
◆グローバル生産体制の完成
チェコ工場竣工で現代車の海外工場は米国、中国、インド、トルコ等5ヶ所に増えた。生産能力は180万台に達する。起亜車も今年
米国ジョージア工場を完工する予定なので中国、スロバキアと共に3ヶ所の工場を持つようになる。
現代車は経済危機で一時中断したブラジル工場(年産10万台)も来年に着工する。北京工場も増設する予定だ。中国に年産30万
台規模の工場を追加で作る計画も立てておいた。このようになれば海外生産能力が国内生産能力をはるかに先んじることになる。
世界最大自動車会社のトヨタと比べても遅れをとることがない。計画だけでは進行されるならば現代・起亜車グループがグローバル
’ビッグ4’として跳躍するのは時間の問題だ。
（2/2） 以上です。