09/09/21 00:46:16 IuPitBEM
ロシア「二頭体制」に異変か
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【モスクワ=緒方賢一】ロシアのメドベージェフ大統領がプーチン前政権の業績を否定したともとれる論文を発表し、対するプーチン首相が
大統領への復帰を示唆するなど、「二頭体制」に異変が生じた兆候が出ている。
大統領は指導者としての自立を世論に印象づけ政権基盤の強化につなげる狙いと見られるが、首相は政権運営における絶大な影響力を
誇示している。
大統領は19日に一部公開された米CNNテレビとのインタビューで、「すべての指示と決定は大統領によって下されている」と強調した。
プーチン首相が決定権を握り、大統領は儀礼的な役割しか果たしていないとの見方に反論したものだ。
大統領と首相の間に距離が開いたとの憶測が浮上するきっかけは、大統領が今月10日、ネットを通じて発表した「ロシアよ進め」と題する論文
だった。「エネルギー効率と生産性は恥ずかしいほど低い」「天然資源頼りの原始的経済」「国民病としての汚職」「脆弱(ぜいじゃく)な民主主義」
などとロシアの現状を口をきわめて批判した。
これが、資源輸出により経済の急成長を達成し、中央集権を通じて官僚機構の権限を強め、野党を無力化した「プーチン路線」に対する
批判と受け止められた。
この時期に大統領が刺激的な論文を発表した理由について、外交筋は「就任から1年半近くが過ぎても存在感の弱い大統領が首相とは違う
独自色を打ち出す狙いではないか」との見方を示す。全ロシア世論調査センターの調査では、「二頭体制」発足以来、大統領の支持率は
常に首相を下回り、9月中旬の時点で大統領の支持率は44%と、首相に9ポイントも水をあけられている。
論文についても、「そうした問題を解決するのが大統領の役割ではないか」といった反論がネットに書き込まれた。
プーチン首相は、大統領の論文が発表された翌日の11日、ロシア専門の学者との会合で、次期大統領選挙について「3年後の政治状況により
私とメドベージェフ大統領のどちらが立候補するか決める」などと、自身が復帰する可能性を初めて示唆した。
この発言は「選挙に向けた活動の始まり」(独立新聞)と受け止められた。これに対し大統領も15日、再選をめざす可能性を排除しないと
述べた。
現在のところ、政策決定では大統領と首相との調整はスムーズに行われているようだ。しかし今後、大統領がさらなる独自政策を取れば、
首相との確執が顕在化する可能性もありそうだ。
ロシアへ初チャーター便 長野・松本空港
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ロシア極東沿海地方のウラジオストク空港に19日、長野県の松本空港からのウラジオストク航空のチャーター便が到着した。
松本空港からはこれまで中国や韓国、グアムなどへのチャーター便飛行の実績があるが、ロシアへは初めて。
チャーター便には19日からの5連休を利用したツアー客ら95人が搭乗。松本市によると、今年7月に旅行会社がツアー客の募集を始めると、
約2週間で定員枠が埋まる人気だったという。松本空港は経営再建中の日本航空が撤退を検討する7空港の一つで、撤退が決まれば
定期便の運航がなくなる。同空港の近くに住むツアー参加者の女性(60)は「成田に行かずに済み、ロシアがとても近かった。チャーター便を
増やすのも空港を生かすことになるのでは」と話した。(共同)