09/09/23 20:39:07 XL51JC9V
米ゴールドマン、中国・吉利汽車に300億円出資へ (>>321の関連)
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中国の自動車メーカー、吉利汽車は23日、米ゴールドマン・サックスの関連会社に
転換社債と新株引受権(ワラント)を発行し、25億9000万香港ドル(3億3400万米ドル)を調達すると発表した。
吉利汽車は、親会社が米フォード傘下のボルボ買収を検討していると明らかにしている。
調達資金は一般の運転資金のほか設備投資や買収資金にあてられる予定。詳細は明らかにされていない。
吉利汽車は、米GM傘下にあった独オペルを買収したカナダの自動車部品大手マグナMgaに対し、
生産に関する提携を打診している。
ゴールドマンにとって今回の出資は、急速に拡大する中国の自動車市場へのエクスポージャーを確保することになる。
吉利汽車の声明によると、転換社債とワラントがすべて株式に転換された場合、ゴールドマンの出資比率は15.1%となる。
江蘇省:タイヤメーカー、セーフガードに遭遇、窮地に陥る
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税関の統計によると、2009年1~8月、蘇州市の空気入りタイヤの輸出量は1,856万個、
金額は5億1,000万ドル(約469億円)となり、 08年同期比でそれぞれ23.9%と9.3%減となった。
そのうち、中国企業14社の米国市場への輸出量と輸出額は、それぞれ745万個と2億6,000 万ドル(約239億円)、
全市の40.1%と51.8%を占めた。金融危機の影響を受け、さらに貿易障壁に遭遇したことがタイヤの輸出を抑えた。
世界6位にランクされる江蘇省の日系タイヤメーカー「住友橡膠(常熟)公司」が08年1月~09年9月、
米国市場へ輸出したタイヤの金額は1億9,000 万ドル(約175億円)となり、輸出総額の76%を占めている。
米国の関税引き上げにより、同社のコストは6,600万ドル(約61億円)増、輸出額は7 割急減し、
米国市場から撤退しなければならない事態となっている。中国のタイヤメーカーは以前の繊維業のように
手ひどいダメージを受けるだろうと同社幹部はみている。一方、タイヤ輸出の半分が米国市場である
「華豊橡膠(蘇州)有限公司」も窮地に陥っている。同社は世界における生産基地の配置換えを表明しており、
米国から受注する生産基地を中国本土から台湾に移転させ、米国の貿易制限を避ける考えだ。
蘇州のタイヤ輸出企業は次の2つの対策を講じている。(1)タイヤ生産能力を減らし、台湾、ベトナム、タイなどの
セーフガードエリアに組み入れられていない地域で工場を設け、受注移転の形でリスクを避ける。
(2)国内市場を開拓して、対米輸出を停止し、国内市場で海外市場の穴を埋め、減産とリストラを防ぐ。