09/08/29 19:36:24 Dm3bzR7c
>>164 >>168 続き
その上米国はW字型を描いた大恐慌の悪夢のためにダブルディップ(double dip)沈滞に対する憂慮
が大きい。 1929年当時証券市場大暴落と共に景気が悪くなって1933年回復傾向を見せて,25%まで
沸き上がった失業率が1937年14%まで下落した。 だがインフレを心配した政府の財政緊縮政策が1936
年始まって,景気がまた転んだ。
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ヨーロッパの両軸のドイツとフランスはやはり今年2分期成長率が予想より好転したが金利引き上げ
に用心深い。 ジャン=クロード・トリシェ(Trichet) ECB(ヨーロッパ中央銀行)総裁は"最近の経済指標
が鼓舞的だとしても私たちの前にまた険しい道が現れないという意ではない"としながら"通貨政策
決定にあって漸進主義者(gradualist)の態度を変えない"という発言もした。 ECBは2010年中盤にでも
ユーロゾーンの本格的な回復が可能なことと判断していて,来年にも現在1%である基準金利を守る意向
であることを表わした。
このために金利引き上げは米国やEUでない,景気回復のまず恩恵国の資源富国でも新興経済国が
主導するという観測が出てくることだ。 韓国はやはり有力な'金利引き上げ選抜走者'候補に選ばれる。
ウォールストリートジャーナルは金利を一番最初に上げる可能性が大きい国にオーストラリアとインド,
ノルウェー,チェコとともに韓国を挙げた。 メリルリンチは"中国がグローバル経済回復を主導しているが
通貨政策基調を変えるには先に立たないだろう"と予想した。 代わりにオーストラリアと韓国が今年第4
四半期に先に立って金利を上げると見通した。
(3/5) まだ続く、疲れた…