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>>178(続き)
問題は、それにもかかわらず性犯罪者の罪は却って増加している点だ。
「2009犯罪白書」の強姦犯罪発生件数を見れば11,757件(2005年)、13,573件(2006年)、13,634
件(2007年)と毎年増加傾向だ。これでは華城連鎖殺人事件を扱った映画「殺人の追憶」でパク・ト
ゥジン刑事(ソン・ガンホ)が叫んだように我が国は「強姦の王国」と言える。
それでは韓国は本当に「強姦の王国」か?去る2004年、韓国刑事政策研究院チェ・インソプ研究
員が調査した「世界主要都市の犯罪発生傾向 比較分析」研究結果によれば不幸にもその通りだ。
同書によれば2002年ソウルの人口10万人当たりの強姦発生率は24.1件でニューヨーク(20.9件)、
東京(2.2件)より高かった。深刻なのは他の都市は減っているのにソウルは強姦発生率が増加し
ているという事実だ。ニューヨークの場合、1992年38.2件から20.9件に減ったが、ソウルは10.1
件から24.1件に増えた。
一方、この数値はあまり意味がないという分析もある。この数値は警察署を通じて水面上に現れ
た強姦犯罪件数にすぎず、実生活で隠蔽される性犯罪率を確認すれば氷山の一角に過ぎない。
韓国の「女性の電話」によれば1年に入ってくる600件余りの強姦など性暴行相談件数のうち実
際に警察に告訴するケースは10%未満だ。女性の電話ヒョンジョン活動家は「性暴行の場合、被
害女性たちが申告を敬遠することを考えれば、表面に出ずに隠蔽されている場合がはるかに多
い」と説明した。続けて「親族、恋人など知っている間で発生する性暴行が全体相談の大部分を占
める」としながら「知人の場合は法的措置を取らないですます場合が大部分」と付け加えた。
強姦犯罪が毎年増加し、護身用品販売が急増して子供たちを連れて登下校をするママ部隊など
の新風俗も今はありふれた風景になりつつある。導入当時、人権侵害などの論議をかもした電子
足輪はもうなくてはならない性犯罪者の犯罪予防手段になってしまった。