09/04/08 07:48:30 YX37Lrtr
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▼GM大宇、派生商品で1兆9000億ウォン損失 （ハンギョレ）
-- 2008年は2900億の営業利益出しても8756億の赤字
-- 富平工場8日間稼動中断…群山は来週予定
親会社のGMが不渡り危機から脱け出せない中、GM大宇も去年8756億ウォンの当期純損失を出したことが
わかった。特に営業上は2900億ウォンほどの利益を出したが、派生商品取り引きで1兆9000億ウォン台の天文
学的な損失を記録、赤字となったことが判明してその背景に関心が集まっている。
GM大宇は7日公示した監査報告書で売上げは12兆3106億ウォンで2007年と大差なかったが、当期損益は
2007年5425億ウォンの利益から2008年は8756億ウォンの赤字になったと明らかにした。営業利益は去年より
38.5%減少したが、相変らず黒字の2903億ウォンだった。
実績が悪化した最大の原因は為替急騰（=ウォン安）による派生商品損失だ。去年GM大宇は1兆75億ウォンの
派生商品処分による損失を出した。派生商品の評価損失も1兆3227億ウォンに至る。（略）派生商品の評価利益
と処分利益はそれぞれ2006億ウォン、1763億ウォンにとどまった。
監査を引き受けた雁陣会計法人は監査報告書で“現在流動負債が流動資産を9644億ウォン超過している。
継続企業としての存続能力に有意的疑問を催すに値する、重要な不確実性が存在する”と明らかにした。
市場では何よりも派生商品損失に対する疑問が強くおこっている。売上げ12兆ウォン台の会社が2兆ウォンに
迫る派生商品損失を出すと言う事は、派生商品を主に取り引きする投資銀行でなくては想像しにくいというのだ。
匿名を希望した証券会社自動車担当アナリストは“非上場企業だから詳細には内容を見れないが、常識的な
金融取り引きとは考えられない”と言った。
評価損を除き、既に処分されて損失が確定した1兆ウォンのお金はどこに行ったのだろうか？派生商品取り
引きはいわゆる‘ゼロ・サム・ゲーム’であるから、お金を失った人がいればお金を儲けた人も当然いなければ
ならない。匿名を希望した別のアナリストは“このお金を儲けた人は国内銀行ではないようだ。このお金が外国
の金融会社を通じてGMに流れた可能性もある”と疑惑を申し立てた。
GM大宇は既に1兆4000億ウォンに至る信用供与限度を皆無くして、2月末に1兆ウォンの追加資金支援を産業
銀行に要求した状態だ。こんな状況で疑わしい会計処理があれば、道徳性論難は避けられない。GM大宇関係
者は“GM大宇はたくさん輸出をする会社のうえ、為替が急騰して起きた正常な派生商品損失だ”と主張した。
しかし具体的な取り引き内容を公開することは拒否した。
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