09/04/05 15:45:43 pA7pWbuz
EUとのFTA協議関連。G20での締結には間に合いませんでしたね。
▼韓国“関税の還給譲歩なら利益急減…決して放棄出来ない” (東亜日報)
■最後に残った争点は?
23ヶ月間続いて来た韓国EU自由貿易協定(FTA)交渉が、終着点を目前にした段階で障害物に会った。
順調に見えた交渉の足首を取ったのは関税の還給問題。この問題はどちらも容易に譲歩できないこと
なので、韓国EU FTAの運命は両者の最高決定権者の政治的決断にかかっているという分析が有力だ。
○原産地基準は大部分折衷
交渉の初期から一番敏感な事案に挙げられていた関税の還給問題は、加工輸出の比重が高い韓国
としては決して譲歩できない項目だ。外交通商部の交渉本部関係者は“関税還給は多数のOECD会員国
も採択しているし、これを諦めれば韓国EU FTAで韓国の得られる利益が大きくない。最初から譲歩でき
ないとクギを打ち込んでから交渉を始めた”と言った。しかしFTAは締結国に特恵関税を適用するので、
関税の還給を許容すれば、韓国に原資材を輸出する第3国が韓国EU FTAの恩恵を得るようになって
受け入れられない、というのがEU側の論理だ。
関税還給とともに交渉の‘深刻な問題’だった原産地基準を取り囲んだ異見は、今度の通商長官会談を
通じてほとんど解消されたように見える。原産地基準と言うのは、相手国で生産された製品の割合がどの
程度なら相手国製品と見做すかを評価する基準。韓国は主要輸出品目である機械・電機・電子・自動車
などに必要な輸入部品の割合を最大50%(付加価置基準)まで認めるよう提案した。一方で域内部品を
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たくさん使って生産するEU側はヨーロッパ自動車業界の主張などを考慮、この割合を低めようとして対立
した。
これに関してキム・ジョンフン通商交渉本部長は2日、通商長官会談を終えた後で“原産地基準問題は
大部分整理されたし折衷された。内容は後で明らかにする”と言った。
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