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日本テレビ「罪深き老害」経営② 月刊FACTA2009.02.19
石原氏は2007年12月に山崎派入りしたが、山崎拓・自民党元副総裁は「日テレの氏家議長のご指名でお迎えした」と発言している。
そのお墨付きがいかに有難いものか。
選挙結果を左右する民放キー局のパワーは絶大なのである。
政界の黒幕といえば読売の渡邉会長が有名だが、「氏家さんはフィクサーの役回りをナベツネさん(渡邉会長)と競い合ってきた」と日テレ元役員は批判する。
氏家議長は東京・汐留の日テレタワー最上階のゲストルームに自民党長老らを呼びつけ、ナベツネとともに「政界鞍馬天狗を気取っている」というのだ。
日テレタワーには2系統のエレベーターがあり、その一方が、氏家議長が陣取る高層階に直通する。森喜朗氏(71)、青木幹雄氏(74)、山崎拓氏(72)ら自民党長老が人目を避けるように、この直通エレベーターに乗り込み、氏家、ナベツネ両氏の待つゲストルームで密談に及ぶ。
ある自民党議員は「あのゲストルームで安倍後継は福田に決まった」「読売が仕掛けた大連立の発火点にもなった」と断言する。
渡邉会長が新聞界のドンなら、氏家議長は民放界のドン。
両氏は読売の「同期の桜」で刎頸の友である。
その指南を仰ごうと、有力議員が集まるのも無理はない。
しかし、マスメディアのトップには節度が必要だ。それが完全に欠落しているのが両氏である。