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為替レート1,400ウォン台..ずっと下がるのだろうか(ソウル=聯合ニュース)2009/02/12 17:02..送稿
12日、ウォン.ドル為替レートが二ヶ月ぶりに1,400ウォン台に進入して、下落の勢いが本格化するのか注目されている。
外国為替市場専門家たちは1,400ウォン台に到達した為替レートが外貨流動性不安などを
背景に下落を持続すると予想した。しかし輸出が好転する兆しを見せていて、朝鮮半島内
での地政学的緊張が増幅されない限り、1,500ウォン付近まで下がりはしないと観測した。
◇二ヶ月ぶりに1,400ウォン台
この日ウォン.ドル為替レートは1,404.00ウォンで締め切った。三日間で23.00ウォン急落して、昨年12月9日以後二ヶ月
余りぶりに初めて1,400ウォン台に下落した。外国人が最近株式を売り傾向に変化させ、為替レート下落を牽引している。
外国人はコスピ市場で先月28日以後、去る9日まで9取引日間1兆6千600億ウォンほど
株式を純買収したが、以後売り傾向にまわって3取引日間で5千400億ウォン程純売渡した。
去る6日1,210線に上がったコスピ指数が劣勢を持続して、1,170線に押された点もウォン劣勢要因になっている。
◇国際金融市場不安、悪材料
外国為替市場参加者は最近国際金融市場がまた不安になっていて、為替レートが下落を持続する可能性があると診断した。
ガイトナー米財務長官が2兆ドル規模の救済金融案を出したが、具体的な対策不足にともなう失望感で市場の危険資産
忌避現象が広がっている。ロシアと英国の金融危機に対する憂慮も安全資産と認識されるドルの強勢をそそのかしている。
今年に入ってドルに対するウォンの切り下げ率は11日現在9.6%で、豪ドルやユーロの切り下げ率7.4%と7.7%など主要
通貨の切り下げ率を上回っており、アイスランドクローナがドルに対して6.12%切上げされた事とも対照を見せている。
ムーディーズが国内銀行の信用等級を下方調整したのに続き、最近ウリ銀行が海外投資家の期待を裏切ったまま劣後債の
コールオプション(早期償還権)を行使しないことにして、国内金融機関の外貨調達が悪化する可能性も憂慮されている。
（つづく）