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政府の経済展望に研究機関ら「当惑」(ソウル=聯合ニュース)2009/02/11 06:33..送稿
政府が今年の経済成長率展望値をマイナスに突然調整してしまうや、これまで表情だけ見ていた韓国開発研究院
(KDI)と韓国銀行などがきまりの悪い境遇に陥った。11日、企画財政部と国策・民間研究所などによればユン・ジ
ュンヒョン企画財政部長官は就任記者会見で今年の我が国の経済成長率展望値を当初の3%から-2%に電撃修正した。
これまで韓国銀行と国策研究所のKDI・三星経済研究所など民間研究機関らは政府のプラス成長
政策に歩調を合わせて、マイナス展望を自制して来たので突然後頭部を殴られた格好になった。
先制的な展望で経済政策を後押ししなければならない研究機関が政府の顔色を見てたために、後になって
騒いでついには政府の展望値を追いかけて行かなければならない「主客転倒」の状況になってしまった。
◇KDI・韓銀「マイナス修正に悩み」
KDIと韓銀の今年の経済展望値は各々0.7%と2.0%だ。これはイ・ミョンバク政府第1期経済チームの
カン・マンス前財政部長官の「プラス成長論」を多分に意識した結果だというのが専門家たちの指摘だ。
政府は昨年12月中旬に今年の経済運用計画を発表し、今年の成長展望として3%を提示していた。財政投入および
景気浮揚効果を勘案すればこの程度の成長が可能だということだった。昨年末から海外投資銀行が今年の私たちの
経済展望値をマイナスに修正する事例が相次ぐや、KDIも異例の先月21日修正分を通じて既存3.3%から0.7%に下げた。
KDI内部では客観的な数値に基づくとマイナス展望が避けられないという意見が提示されたが、政府がプラス成長を前に出し
た状況なので国策研究機関としてマイナス成長展望を出すのは無理という判断に至り0.7%水準と発表されたとが分かった。
KDIのハン研究委員は「先月の修正展望値を発表する当時、内部的にはマイナスで出そうとの意見があったが、そのように
するには対外的に困難があった」と心情を吐露した。韓銀もまた昨年12月に今年の成長率を2%と提示したので苦しい立場だ。
韓銀は来る4月に修正展望を発表する予定だが、内部的にはすでにマイナス展望側に比重を置いている。
(つづく)