09/01/12 16:45:23 f/v7560m
>>168
2000年代初頭にだされたアーミテージレポートⅠが、その後10年間の日米関係を方向付けたものであるように、
Ⅱも2020年までの日米関係、そしてアジアとの関係について方向付けを意図したものであるのは間違いないです。
今後、米国一国のみで世界秩序を維持する事が困難になる事が予想され、
秩序を維持するコストを、日英を始めとした同盟国に肩代わりさせていくっつー議論は
過去スレで何度も出てきているものですが、これもそういった文脈の中で語られるものです。
日本にとって、「覇権のパートナー」っつーのは、「やらなきゃいけないこと」であって
「やりたいこと」ではないと思うんですが。ホルホルできる話ではないでしょう。
>>169
>ソフトパワーのくだりについては、しかし、長年の我が国観察から米国が見いだしたって気がするけどね。
>麻生たんが言い出し始めたから気がついたという側面があったりするかもしらんね...w
それはナイ教授に失礼でしょう(笑)ソフトパワーの最初の提唱者ですよ?
ソフトパワーという概念を最初に提示した著書「Bound to Lead」は1991年発行ですし、
80年代のアメリカ衰退論に対する反論として出されたものですし。