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インド人船員による、韓国に対する抗議活動強化 Keith Wallis、香港--2009年1月8日木曜日
ソース(英文)
URLリンク(lloydslist.com)
韓国は今月後半にかけて、Hebei Spirit号の船長と機関長の釈放要求のための、さらに強い圧力を受ける
事となる。二人の高級船員が当初、無実判決を受けたにもかかわらず投獄されたことは、国際海運に従事
する人々を憤慨させた。船長(Jasprit Chawla)と機関長(Syam Chetan)は保釈を求め、韓国の最高裁へ上告した。
インド船員組合の書記長Abdulgani Serang氏は、保釈申請についてなんらかの進展がなかった場合、韓国の
港湾向けの船の、全てのインド人乗組員に対しボイコットを呼びかけると述べた。
彼は今日、ボイコットはインド船籍ならびに外国船籍双方に2月1日から適用されると、ロイズリスト記者に対して
告げた。Serang氏はまた、消費者のインド市場における韓国製品、特にサムスン製品の不買運動が売り上げに
影響を及ぼしているとも述べた。港湾ボイコットの呼びかけは、組合同盟(インド船員組合・インド海事組合・
商船組合)が対象であるとしている。Serang氏は「組合は韓国の司法制度を尊重していたが、もはやそれ(ボイコット)
以外に選択肢が無い」と述べた。
さらに彼は、船員組合がインド中のあらゆる大都市で、獄中の2人の船員の苦境と、Hebei Spirit号事件への
韓国当局の関わりを大衆に知らしめるデモを、今週の土曜日から毎週始めると告げた。
「我々はこの事件を大衆に知ってもらいたい」と彼は述べた。全土でのデモは、先月のムンバイでのサムスン
製品の打ち壊しや、チェンナイでのデモに続き、ムンバイ・デリー・コチンを含む大都市で予定されている。
また、ITFは国際タンカー船主協会(INTERTANKO)・国際乾貨物船主協会(INTERCARGO)と共同し1月23日、
在ロンドン韓国大使館外で、Hebei Spirit号の二人の投獄についての抗議デモを開く予定だ。
ITFスポークスマンのSam Dawson氏が本紙に語った事によれば、デモの認可は現在首都警察が検討中であり、
許可が降り次第詳細を発表するそうである。また、インドからの組合上級役員も招待するとの事だ。
船員二人は、錨泊していたHebei Spirit号と、制御不能に陥った、サムスン重工が所有するクレーン艀の激突の
損傷による原油漏出において、漏出を防ぐ努力を怠ったとの高裁判決により、昨年12月10日に収監された。
6月23日の地裁判決において無罪とされたが、高裁はChawla船長に懲役18ヶ月、Chetan航海士に懲役8ヶ月の
判決を下した。