09/01/03 18:54:53 BhBsDFmP
▼年末の為替引き下げ…政府が手を引くと(ドル)買受急増
ウォン/ドル為替が新年初営業日から暴騰(=ウォン安)した。その間外為政府の圧力で押えつけら
れたドル買受勢力が一度に出ながら1300ウォン線をまた超えた。これによってその間、安定の動
きを見せて来た金融市場が「また不安になるのではないか」という憂慮が大きくなっている。
外国為替市場専門家たちは、日系銀行の会計決算が仕上げされる来る3月までは外国為替市場
の心細い流れは持続することと見通した。しかし経常収支黒字転換などで去年のように為替が
1500ウォン台まで上昇する暴騰傾向が現われる可能性は低いと眺めた。
◇予想された為替暴騰=
2日、ソウル外国為替市場でウォン/ドル為替は昨年末終値(1259.5ウォン)より61.5ウォン暴騰した
1321.0ウォンで締め切った。外為政府は企業会計処理基準になる昨年末市場平均為替(MAR)を
低めるために、去年12月中旬から外国為替市場に介入した。ドルを溶いて、公企業などにドル買
受自制を要請した。その結果、年末為替を1250ウォン台に低めることができたが、外為政府が手
をはなすやいなや直ちに1300ウォン台に急騰したのだ。
この日の為替上昇は去年12月31日の域外先物換(NDF)市場動きで予告されていた。ソウル外国
為替市場で為替は1259.50ウォンで終わったが、続く域外市場では直ちに1300ウォンを超えたし、
アメリカニューヨーク(NDF)市場ではひととき1350ウォン台まで聳えた。
市銀外為ディーラーは、「昨年末、機関投資家と実需要者たちのドル買受勢力が強かったが、外
為政府の圧力でドルを仕こむことができなかった」とした上で、「外為政府の介入が企業の為替
差損を減らすための主旨というのは分かるが、その結果新年初めから外国為替市場が混乱に陥
った」と言った。
(つづく)