09/01/01 09:24:31 0XjYYneJ
>>238つづき
◆トヨタを越えなさい…新しい挑戦
しかし現代・キア車の本当の挑戦はこれからだ。トヨタが1位になるまで経験した道に続いた水準から
脱して、これからは自らの力でグローバル市場の版図を主導できるトップ3に入らなければならない。
トヨタなど最強者たちと全ての戦線で本格競争する局面に進入したという話だ。進むことができなければ
落伍するしかないから、避けられない戦いだ。
現代・キア車とトヨタは生産車種ラインナップはもちろん、海外生産工場・主力販売市場などほとんど
全ての部門で重なる。軽自動車や中・小型車はもちろん大型セダン・SUVなど現代・キア車が作る全て
の車をトヨタでも作っている。トヨタはさらに一歩進んで現代・キア車の海外工場がある所はもちろん、
まだラインがないロシア・ブラジル・東南アジアにも生産ネットワークを持っており、グローバル生産・販売
体系が強い。
現代・キア車は既にグローバル生産500万台・販売400万台体制を取り揃えたが、トヨタはもう2007年に
グローバル販売937万台でGMを抜いて1位を堅固に守っている。現代・キア車が一段階ジャンプするため
にはアメリカ・ヨーロッパなど先進市場はもちろん、中国・インド・ブラジル・ロシアなど新興市場でもトヨタ
と競争して生き残らなければならない。その上にトヨタはグローバル需要不振に対応するために、現代・
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キア車の競争力の核心である小型車ラインナップを一層強化すると明らかにした状態だ。また1997年
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ハイブリッドカー専用モデル‘プリウス’を出して、親環境自動車分野でもはるか先に進んでいる。
◆今後の10年キーワード…ブランドとブルー
今の現代・キア車競争力の核心は小型車だ。しかし小型車だけでトップメーカーの列には上がれない
と言うのが悩みだ。まだ‘アクセル’の否定的イメージが市場に残っており、ブランドイメージを毀損して
いることも負担だ。
トヨタを越えるために解かなければならない悩みの解答は、逆説的なことにトヨタにある。1970年代初盤
アメリカ市場に幅広く進出し始めたトヨタは、1989年レクサスブランドを別に出してまでブランドイメージ
向上に力を注いだ。今のトヨタが持つ名声にはその汗のしずくが深く滲んでいる。
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