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■国民品位なくして国家ブランドなし
▽ソース:ソウル新聞(韓国語)(2008-09-18 04:27)
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北京オリンピックで現われた「嫌韓」ムードは、私たちに大きな憂慮を抱かせた。多くのメディアや専門家らが、
この現状の原因を分析した。まずは、韓国で起きた聖火リレー反対の動きが嫌韓ムードに火をつけた最大の
原因だ、という意見がある。また、インターネットに撤き散らされた韓国に関する虚偽情報が主犯だという分析や、
経済成長で亢進した中国人の民族主義が、競争者である韓国への敵対心を呼んだのだ、という主張もある。
いずれも一理ある。しかしこのような仮説は、嫌韓の原因を政治的な理由に求めたり、中国内部の問題に
帰着させている点で、安易な面がある。もしも嫌韓現象の起きる場所が中国だけならばそういう解釈に首肯も
できようが、事態はそんなに簡単ではない。最近の報道によれば日本でもモンゴルでも、またベトナムなど
東南アジア諸国でも、韓国と韓国人に対する感情がますます悪くなっているようだ。したがって、私たちが憎まれる
理由を敢えて外部に求めようと努力するのではなく、腹を括って自分たちの欠点から先によく見る必要があると思う。
筆者の場合、今年の夏休みで東南アジアのリゾートを訪れた際、それまでよくしてくれた従業員たちが、筆者が
韓国人だと分かったとたん口元に帯びていた笑みをすっかり無くして、急に冷たく振舞うようになるという驚くべき
経験をした。後で分かったことだが、ホテルの部屋やレストランで目にした韓国観光客たちの言行は、醜態を
超えて蛮行の域に達していた。
ホテルの部屋でキムチやコチュジャン入りのラーメンを作って食べても後片付けをしない。フロントを大人数で
取り囲み、大声で「早く早く(パリパリ)」を叫んで怖い雰囲気を醸成する。格式あるレストランに野球帽をかぶり
短パンに袖なしシャツを着て入る。子供たちが大声を出して走り回っても叱らない。
「ストリートガール」の同行入室を阻む従業員を罵る、等々。続く