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425 名前:イラストに騙された名無しさん[] 投稿日:08:16:25 ID:u6soAyo2
ツリーダイアグラムの突然の復活に魔術師側は動揺を隠せなかった。
調べてみてもツリーダイアグラムの母体はどこにも存在しないはずなのに。
新たに現われた学園都市からの刺客に、魔術師たちは手も足も出せず、次々と敗北する。
以前とは比べものにならないほど、能力者は強くなっていた。
同時期、ジャッジメントは、コンピュータネットワーク上に不定期に発生する
莫大な質量の不自然なトラフィックを調査していた。
調査が進んでいく内に、能力者全体の驚異的なレベルアップが
学園都市全体で発生していることと無関係でないことに気付く。
それは、上条以外のレベル0の覚醒すらも含んでいたからである。
重要参考人である木山春生は、重大な秘密を隠しているようだが、黙秘を貫いたまま。
どうやら学園都市や魔術師たちの思惑とは無関係に、独自の第三の組織で活動しているように、見受けられた。
その頃、一方通行は再び正体不明の刺客に襲われる。
一方通行は御坂とミサカたちの協力を得て、辛うじて勝利するも、
刺客は打ち止めを狙っているらしいことを突き止める。
学園都市最強の二人が束になっても、ようやく辛勝できた相手は、情報によるとレベル2の能力者に過ぎなかった。
―釈然としない謎だけが残った。