10/06/06 19:15:53 TaKNf4Vj0
そもそもこの世界を「死後の世界」だとなぜ認識しているのかっていう根本からあやしいわけですが、
死生観とか、人生の意味とか、かなり個人によって価値観の違ってくることをテーマにしながら、
強盗殺人とか、脳溢血とか失語症とか、ドナー登録したから無駄な人生じゃなかったとか、
もう雑すぎる。
よくライターが矢面に立ってやり玉にあがりますが、こういうのは結局プロデューサー不在なんです。
そういった、まるで割り箸のやぐらの上に組まれたような物語に対して「考察」を熱心にやっている方も多いですが、
作品からの情報が不備ありすぎるため、考察ではなくもう「二次創作」としか思えないものばかりです。
それも楽しみ方の一つですから、否定はしませんが。
そういう人たちは、上で言ったようなキャラの行動原理と世界のフィクションラインという
原点の様な問題をどう自分の中で処理してるのかな。
その辺のことに答えもなく、物語はまとめに入ってるようですが、
果たして「成仏」することが本当にいいことなのか、
この世界で楽しくヒマつぶしすることが本当にいけないことなのか、
その辺のこともわからないまま、また主人公は行動してますよね。
キャラの掘り下げが足りないとか、不謹慎とか、唐突とか、そういうのはどうでもいいことなんですよ。
この作品を語る時。
無神経なんです。
言葉というものに対して。
キャラクターの意思というものに対して。
不思議とそのへんが文にまとまった反論をみないので、
あえて書いてみました。
引用元:AS Days(アズ・デイズ)
URLリンク(yaplog.jp)