10/03/09 22:50:49 DL1XBhE60
1巻冒頭のビリビリ(笑)
「けどアンタもバカにしてるわよね。私は超能力者(レベル5)なのよ?
何の力もない無能力者(レベル0)相手に気張ると思ってんの?
弱者の料理法ぐらい覚えてるわよ」
「うっさい。血管に直接クスリ打って耳の穴から脳直で電極ぶっ刺して、
そんな変人じみた事してスプーンの一つも曲げられないんじゃ、
ソイツは才能不足って呼ぶしかないじゃない」
8巻のビリビリ(爆笑)
教えられたのは簡単なことばかりだ。
礼儀とは、自分を飾るのではなく、相手に安堵を抱かせるためのものだと知った。
作法とは、相手に押し付けるのではなく、自分から導いてあげるものだと知った。
教養とは、見せびらかすためではなく、相手の悩みを聞くためのものだと知った。
誇りとは、自分のためではなく、相手を守る時に初めて得られるものだと知った。
別に白井はそれらを口うるさく一方的に説教された訳ではない。
ただ、見ていれば分かる。
そういう風に扱われれば、嫌でも自分の小ささが身に染みる。一見、乱暴で雑に見える美琴
の行いは、実はそうした基本事項をすべて理解した上で形を崩しているだけに過ぎない。路上の
ケンカにすら『決闘の流儀(フラームダルグ)』を代表とした、様々な戦いの作法を組んでいる節
がある。上っ面だけを真似て土台が分かっていいない自分とは大違いだ、と白井は今でも思う。