10/02/03 11:11:38 KgwRolLY0
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>吸血鬼の弱点とは、信仰のよりどころとなるものと、もう一つ、細菌が
>弱いものです。信仰のよりどころになるもの、とは十字架と、心臓(に杭を
>打ち込むこと)です。
>火葬の習慣のないところでは、多かれ少なかれ、形は違っても「甦り」の
>伝説があるそうですね。そういった伝説本来の吸血鬼は、現代人が
>映画で馴染んだ長身のやせこけた姿ではなく、赤ら顔の丸々とした
>体型をしていたようです。つまり、腐敗が進んで爛熟した赤い皮膚と、
>ガスによって膨れた体です。
>他の国でもそうですが、ヨーロッパは特に衛生と医学については
>立ち遅れた地域です。12世紀、足に膿腫のできた患者を、アラビアの
>医者は細かい道具で切り開いて膿を出していた頃、ヨーロッパでは
>足を切り落としていました。
>日常的に窓の下に糞尿を捨てるような国も多かった一方、土着の
>信仰を貶めることで追い払い、自らの権威の確立へつなげた
>キリスト教が普及していました。「吸血鬼になる」行為の一部は、
>キリスト教が禁じるような行為です。自殺や、洗礼前に死ぬこと、
>罪深い生活、魔法術など。
>人々は「悪いことをしたから(神が罰を下した、悪魔がとりついた等)」
>あるいは「悪い空気に触れたから」病気になると信じていました。
>病気をもたらすものは、今でこそ細菌やウィルスだと知られていますが、
>19世紀の半ばまで、そんなものは存在しないものです。