09/12/28 01:28:55 s+jEHlG5O
>>308
検証出来る描写は確かに無かったかも知れないが、推察は可能だ
アムネリスが他者に対して酷薄なのは、双子に無茶な拷問を与えたことからも分かる
(出奔したフロリーをすぐに忘れたことからも他者に対する情愛が薄いとも言える)
リンダのように弟にビンタをしていないのは、そこまで身近に居なかったからに過ぎないとも言える
ミアイルに心寄せていなかった証拠に、ナリスの死に打ちひしがれていた時に届いた弟の訃報に、反応を見せなかったことも挙げられる
そこからも察することが可能なように、アムネリスには、血を分けた弟より恋しい男、ナリスの存在が大きかったのだ
(弟も大事であったら、無反応ということは無かったであろう)
恐らくアムネリスは、ミアイルが歌が好きなことさえ知らずに終わっている
(「もっと優しくしてやれば良かった」とは思ったが「好きなだけ歌わせてやれば良かった」とは思っていない。だから知らない可能性が高い)
アムネリスは、ミアイルがどんな人間か知らなかった。知りたいとも思わなかったのかもしれない(自身の鍛練に忙しかったせいもあるだろう)。
ミアイルを叱咤しつつも、もしミアイルが頑健になり次期国主として期待が掛けられるようになったとすれば、アムネリスはアイデンティティークライシスを迎え、どんな態度に出たかしれたものではない
(大人しく補佐に回ったとはあの性格上、到底思えない)
そうした人間と、弟と毎日片時も離れず暮らし、その性格を知り尽くしているが故にイラつき、叱咤激励をし、
そして突然の変貌に驚愕しどうしたらいいかわからなくなって咄嗟に手が出てしまっただけのリンダを比べ、
その性質を悪し様に言うのは単にキャラクターへの好き嫌いによる偏見でしかないだろう
そのようにファンが偏見を垂れ流すのならば、アムネリスとは、フィルターをかけなければ好かれる余地の無い人間でしかないとファン自ら白状しているようなものだぞ
アムネリスはとことんナルシズムに囚われた人間だった
ナリスへの復讐しかり、末路の行動しかり
それを性悪と捉えるかどうかは人によって異なるし、好きに感じれば良い話だ
ただ、アムネリスを持ち上げたいが故に他キャラクターを偏見でもって落とすような真似はよして貰いたい