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山本:敵を想定して物語をつくるのはもう限界に来てる。敵を指定して物語をつくるのはそろそろ諦めた方が良いですね。
黒瀬:だとすると、アニメはすべて「けいおん!」化するということですね。
氷川:けいおんで驚いたのはドラマにおけるコンフリクトの不在と女の子しかフレームに映ってないこと。
この二点は繋がっていると思います。男の子が映った途端に、視聴している人間にとって敵になるからですね。
俺の嫁を奪うヤツ」がフレームに入ってこないようになっている。
宇野:敵をメタレベルで徹底的に排除しているわけです。そうしないと物語が発生しちゃうってことですよね、逆に。
氷川:そう、ドラマがないのも敵を回避した結果でしょう。
東:「けいおん!」の徹底したミニマリズムこそが時代の最先端であるという結論でしょうか。