09/11/24 23:55:53 dsUS7pH50
キリヤ、ひかり、満、薫、くるみ。
プリキュア以外の、しかし話の核になるようなキャラクターが加わることで
話に面白みと深みを増していったキャラクターと違い、せつなはどうだろうか。
少なからずともせつな以外のキャラクターは、他の主要キャラクターの行動や意思を
改悪させてしてしまうような立ち位置ではなかった。
それは、主役が確固たる位置を占めているに他ならないから
主役とは違う成り立ちと行動を取りつつも、主役とともに違う立場で歩むことが出来ている証拠である。
しかしせつなの場合、自身がプリキュアになった事で、立ち位置が主役と全く同じになり
更に善と悪、その中間と言う三つのキャラクター性を持っている状態が前後で消化し切れないまま
動いている事で、他の主役キャラクターが理に適わないフォローをするという
地に足の着いていない動き方をせざるえない状況にならされている。
もっと言えばフレッシュの主役キャラは、なぜ戦うのかと言う明確な理由や、何が幸せなのかという事を
自身達で明確に自覚理解していないまま、成り行き任せで動いているだけにしか過ぎなかった。
まだ底の浅い人格表現しか出来ていなかった状態で、これから本格的に育っていくという所を
逆手に取られて、せつなの理不尽なフォロワーにさせられ話を進められている。
もう一度考えよう。
敵を味方にするのに、隠しの謎やスケープゴートキャラでの引っ掛けは本当に必要なのかと。
そんなあざとい仕掛けで「どちらが本当にプリキュアになるんだ」より
もっと理に適う仕掛けで「どちらが本当にプリキュアになるんだ」と見せる方法は無かったのかと。