01/08/26 17:13
或る時,ネット上にある国があった.
その国では,いろんな人たちが住んでいて,それぞれの好みに応じて或る者は一つのみの都市に住み,また,或る者は,幾つかの都市を渡り歩いていた.
しかし,お互いの都市を知らない者々も多数いたし,それは現実の都市と変ることはなかったのです.
或るとき,そのネット上の国に危機が訪れた.
繁雑な人の出入りや,物資の出入りの為,他の国々の迷惑また,その国の上位にある親元たる地主の管理が行き届かなくなり始め,そのため,地主から,閉国の警告がなされた....
もし,そうなれば,その国は消滅してしまう.
それも,すぐにでも閉国されそうな勢いである・・・・と思われた.
その危機に普段,知る人ぞ知る都市の住人.「UNIX」という都市の住人の中から動きが起こった.
「UNIX系と称するOS」を奉ずる都市の住人の中でも,「魔法使い」Wizardと呼ばれる高度に魔法に長けた者たちが立ち上がった.そう, UNIX Wizardと呼ばれる賢人たちである.
ここで,魔法の歴史について語れば,元々は,アメリカという地で魔法が生まれた.様々な流れの中で,魔法工房AT&Tの中でひっそりと生まれ出た魔法体系・・・・UNIX.そう,UNIXとは,実はOS自体をあらわすのではない.いわば,機能,考え方,魔法体系なのです.
その魔法体系により作り出されたUNIXなるOSも存在しますが,それはUNIX魔法体系によって作り出されたOSということである.その魔法体系を作り出した大魔術師らによって,魔法体系記述の為の言語もつくりだされた,それは C言語と言われるものである.
UNIX魔法体系,そして,魔法記述言語 Cはその後AT&T魔法工房から外部へ伝えられ,魔術師(見習い)らを多く作り出すことになる.
それは,魔道としてネットを使い,他の多くの国へと伝えられ,ネット上にも多くの国をつくる大元となっていく. 各所で魔法体系の分派が生ずることになるのだが,ことに, UCBなる地にある魔法工房で,ネットを魔道として使う為の大がかりな拡張がなされることになる.
UCBなる地の魔法工房での拡張は,一つの流れとなり, BSDと称されている.AT&T魔法工房で作られた魔法体系は, Sysytem系と称される.
System系と BSD系両者は複雑に絡み合っていくのであるが,後になって対立し,大がかりな世界大戦となっていく・・・・のだが,ここでは略す.
その魔法体系UNIX魔法体系,魔法記述言語 Cは,それぞれ,魔道(ネット)を通じて各所に流れていく....そんな中で,魔道(ネット)そのものにも,魔法体系UNIXが使われるようになる.
また,魔法記述も,早くから C言語のみならず各種の用途に応じた言語が生まれ,また魔法体系UNIX誕生以前にある言語も魔法体系UNIXに取り込まれていた.
そして,この極東の地にも伝えられ,魔道(ネット)上に,巨大な国 2chが成立したのである.
普段,多くの国民は,魔法体系UNIXの事も,魔法記述言語などのことを意識することなく暮らしていたが,このときの危機に立ち上がったのは,知る人ぞ知る存在であったUNIX都市に住まう高度な魔法を扱う, UNIX Wizard達であった.
//// 序章 完 ////
続きは,どうなるか分かりません(汗).
取り敢えず,危機はさったんだけれど,まとめるのは,時間が必要なもので...事実の記述については,(多数)既出ですしね.
--- 駄文 ---
UNIX都市に住まう高度な呪文(コマンド)を扱う人たちの事を他の都市の人たちの中には,「神」というものもあるが,それは違う.彼らは,Wizard・・・・魔法使いと呼ばれるべき人たちなのです.
実際,かのアメリカという地には, UNIX Wizardなる肩書きで,社会的に通じる会社もあるという....