11/06/24 21:32:08.44 K0X1d0Ag0
●まさに同人ゲームの代表作になった東方シリーズですが、今まで振り返ってみてどうです?
Z:んーと……みなさんが私の作った作品を面白いって言ってくれるのは嬉しいんですけど(苦笑)。
●━何かご不満でも?
Z:さっき"代表作"って言いましたよね?そのことにも関係あるんですけど、
最近ただのゲームとして以上に東方が一人歩きしているというか、何というか。
●━━と、言いますと。
Z:……えぇと、そう、すごですよね今。ネットで二次創作とかコスプレとかさ。
まぁ、私の作品に限ったことではないんでしょうけど。ああいうのは何か違いますよね、っていう。
キャラに愛着を持つのはいいんですけど、度が過ぎますよ。彼らは君たちの神様じゃないんだから(笑)
私は私の作品を偶像視してほしくないんです、うん、断固拒否します。
だって、私はそんなことしてもらいたくてゲーム作ってる訳じゃないんですから。
●でも、人気が出るということはそういう人が増えるということ。
むしろ同人ゲーム界のこの一種のアイコン化をすすんで引き受けるべきでは?
Z:それは違います。だから私はこうやってこの問題と今もこうしてインタビューを通じて戦っているんです。
私はこのインタビューで、また、私の作品自体で
そういうことに気付いてくれるファンが一人でも増えてくれればいいと思いますよ。所詮人気ゲームの幻想なんだ、って。
純粋にゲームを楽しんで欲しいんです。キャラは、一般のゲーマーと同じで迷いながら生きてる。
だからいくらその中を探したって答えなんか見つからないですよ。
●作品に対して非常に誠実ですね…
ところで竜騎士先生がこの間、『月姫、ひぐらし、東方が現代の同人ゲームを変えて、造り上げた。』
とおっしゃってました。ある種の同胞意識を持っているようでしたが。
Z:ひぐらしなんか何にも変えちゃいませんよ(笑)
あの方たち(竜騎士氏.etcを指して)は中身なんてありません。さっき言ってたアイコン化を自ら望んでるような方々ですよ。
だから彼らのゲームはやらないし、面白いとも思わない。
月姫にしたって全く違う方向性のゲーム。
ただ、奈須きのこさんは作ってる内容が面白いっていうのは認めざるを得ない時がありますけどね
2007年のインタビュー ソース不明