10/04/25 13:40:41 fXdztjzM0
>>34-44
「よい音で聞ける物」が良いモニターではなく、「悪いところが悪く聞こえる物」が良いモニターです。
また、>>35の言うとおりで、スピーカーそのものの性能よりも、音を鳴らす部屋の影響がむちゃくちゃ大きいです。
極端な話、人が雑談している部屋の中で高級スピーカーで音を聞いても、ちゃんと音を判断できません。
同様に、四方が板張りの部屋の中で高級スピーカーの音を聞いても、ちゃんと音を判断できません。
「悪いところが悪く聞こえる物」が良いモニターと書きましたが、そじゃあ、「悪いところ」とは何か?
これは結構曖昧な概念なので、あまり言葉にしたくないですが(それは違う、とツッコミがはいるから)
例えば他のトラックの響きを濁らせている音が「悪い音」とは言えると思います。
出来上がった作品が悪い音でないかどうかのチェックは、さまざまな環境で聞いて行ったほうがいいと思います。
CDに焼いてラジカセやミニコンポや車で聞いたり、mp3プレーヤーでいろんな場所で聞いたり。
車のドンシャリセッティングで聞くと、ミッドロー以下の処理がいかに重要か、身にしみます。
部屋やスピーカーの位置が違えば、聞こえ方も違います。
どんな環境でも、どんな姿勢で聞いてもそれなりに同じように聞こえないのが、悪い音。
(異論はあるでしょうが、こういう意識で音を作るのが良いのではないかと思います)