11/01/14 19:33:25 +a47PjIL
■CDMA版iPhoneをKDDIが使えない理由
KDDIはCDMA2000方式で3つの周波数を使っている
①2GHz(15MHzx2) 13k局 ← 2012年に20MHzx2に拡張予定
②旧800MHz(15MHzx2)17k局 ← 上下逆 2012年7月24日に停波
③新800MHz(5MHzx2) 24k局 ← 運用中
※旧800Mhz帯はSoftBankが獲得。7月25日から運用開始される見込み
VerizonはCDMA2000方式だから新800Mhz帯のKDDIと仕様は同じ。しかし、
Verizon版iPhoneの対応周波数は1.9GHzと800MHzのみ。つまり使えるとしたら
新800MHz(5MHzx2)の24k局のみ←ここが重要
基地局数はエリアに直結するので旧800MHzよりも多い新800MHz帯エリアは十分だと言える
その基地局一つに何人収容できるか(速度をどれだけ分け合えるか)が周波数の幅
なんだけど、これが「5MHzx2」しかない。つまり、ソフトバンクの2分の1しかない
だから、ここにiPhoneが入ってくると、1台当りの速度がどんどん遅くなって最終的に
繋がらなくなる。こんな危険なことがわかっていてiPhoneを導入するのか?まずない
ちなみに他社の状況を言うと、こんな状況↓
SoftBank 2GHz(20MHzx2). 77k局 ←すでに制限一杯使っている
docomo 2GHz(20MHzx2). 51k局 ←SoftBankより少ない
. 800MHz(15MHzx2). 45k局
※W-CDMA方式はCDMA2000とは完全に互換性はない。CDMA2000方式を導入していた
オーストラリアは、W-CDMA攻勢に敗北し、2008年1月27日をもってCDMA事業から
完全撤退した。CDMA事業は競売にかけられるも入札はたったの一社であり、
すでにW-CDMA方式を導入していた会社が購入、現在も再利用するわけでもなく、
CDMA事業はそのまま姿を消した
オーストラリア CDMA事業から完全撤退
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