10/09/23 10:58:59
>>648
・ウイルスバスターに、パッカー（まぁ特殊なファイル）以外に対するヒューリスティックはありません。
・クラウド上での照合はハッシュです、
・ローカルパターンはハッシュ照合かファイル解析（従来通り）かは分かりません。
以上を前提にしてお話しします。
ウイルスバスターの基本思想は、
「ローカルの20％の定義で脅威と判定がつかないものは、クラウドにハッシュを送って照合する」というものです。
しかし、「脅威と判定がつかない」とどう判定するのか、という部分で議論になっているのです。
これは、「ローカルの20％の定義」で、脅威か、そうでないか、あるいは判断できないかを判断するわけです。
20％の定義じゃ確実な判断をすることはできませんから、「脅威の判定ができない」というのは以下の場合が考えられます。
１．ローカルの20％の定義を通り抜けたファイルすべて。
２．実は普通のファイルに対してもヒューリスティックがあって、その強度は極端に高い。（性能がいいという意味ではない）
引っかかる確率が高いので、それを「判定できない」とする。そしてハッシュをクラウドへ。
しかし、公式情報が無い以上、どれも憶測の域を出ません。
公式には、「脅威と判定のつかないファイルをクラウドへ・・・」としか書いていません。
通常使うファイルにほぼ確実に脅威があるということを前提として作られていますから、
上記（１）でも（２）でもあり得るのです。