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米国Microsoftが次期Windows OSとなる「Windows 8」について広く語り始めた。現行のWindows 7のリリースに向けて1年強に
わたって展開した手法を踏襲し、ブログを駆使して新しいOSの紹介やアピールを行っていこうとしている。
Microsoftは8月15日、公式ブログ「Building Windows 8」を立ち上げた。MicrosoftのWindows ＆ Windows Live担当プレジデント、
スティーブン・シノフスキー氏が最初の記事を書いている。
シノフスキー氏は8月17日付けの記事で、Windows 8でアプリ・ストアが提供されることを基本的に認めた。
これまでにMicrosoftがWindows 8について公表した事項はごく少なく、ダウンロード・ストアと新OSの統合については何も述べて
いない。しかし、Windowsに関するいくつかのブログ・サイトは、数カ月前に流出したWindows 8のプレビュー版に、この統合が
行われることを示す材料が見つかったと報告している。
「App Store」ということばは、Microsoft、米国Amazon.comとAppleとの間で争いの種にもなっている。MicrosoftとAmazonは、
このことばは商標保護の対象にならないと主張し、Appleの主張と真っ向からぶつかっている。
Microsoftは今年1月に米国特許商標庁に、Appleの商標申請を却下するよう求め、「App Store」は一般語であり、競合他社も
使うことができなければならないと主張した。
一方、AmazonとAppleは3月から、「App Store」を巡って連邦裁判所で争っている。Appleは3月、Amazonによる「Appstore for Android」の
開設を受け、米国カリフォルニア北部地区連邦地裁にAmazonを提訴した。
MicrosoftのCEO、スティーブ・バルマー氏は5月、Windows 8は来年に登場すると明言しているが、具体的なリリース時期は明らかに
していない。Engineering Windows 7ブログの開設とWindows 7のリリースのタイミング、および今回のBuilding Windows 8ブログの
開設タイミングを考え合わせると、Windows 8は2012年10月にリリースされるかもしれない。
URLﾘﾝｸ(www.computerworld.jp)マイクロソフト、Windows%208でのアプリ・ストアの提供を明らかに