11/08/01 22:11:35.37
米CAは2011年8月1日、Android搭載機器に感染する新たなウイルス(悪質なプログラム)を確認したとして注意を呼びかけた(図1)。
通話の内容を音声ファイルとして保存するという。
同社では、今まで複数の「Androidウイルス」を報告してきた。
以前報告したAndroidウイルスの中には、通話記録を保存して、特定のサーバーに送信するようなウイルスが存在する。
具体的には、感染しているAndroid機器がかけた電話の番号、その機器にかかってきた電話の番号、および通話時間をテキストファイルに保存する。
そのファイルは、攻撃者の命令に従って、特定のサーバーに送信される。
今回、CAが報告したAndroidウイルスは、従来のウイルスの“進化形”だという。
通話記録だけではなく、通話の内容そのものを記録するためだ。
インストールされたウイルスは、その機器の通話内容をAMR形式の音声ファイルに記録。
機器に接続されているSDカードに保存する(図2)。
今回のウイルスには、これ以外にも多数の“機能”が備わっているという。
このため、保存した音声ファイルを、指定のサーバーに送信するようなことも可能だと考えられる。
2011年は、携帯機器に感染するウイルス(モバイルマルウエア)が次々と出現している。
CAでは、「今年はモバイルマルウエアの年」と警告。
Androidスマートフォンなどのユーザーに対して、十分注意するよう呼びかけている。
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