11/07/15 14:41:15.04
AndroidからiOSへモバイルアプリケーションのデベロッパーが移行し始めて
いると、アプリケーションのトラッキングツールを配布しているFlurry社が
報じています。
同社が提供しているツールをモバイルアプリケーションに組み込むことで、
デベロッパーはユーザーの利用状況などのデータを入手することが可能になり
ます。ツールの利用は無料。現在45、000を超える会社と90、000以上のアプリ
ケーションがFlurry社のツールを利用しています。
Flurry社が自社に登録された新プロジェクトの推移をまとめたところ、2011年
第1四半期に36%を占めていたAndroidのアプリケーションは、第2四半期に28%に
減少していたことが明らかになりました。Androidのアプリケーション開発は
2010年第4四半期に39%を記録した後、減少傾向が続いているとのことです。
Flurry社は、Verizon版iPhoneとiPad2の発売がこの原因ではないかと推測して
います。またAndroidのアプリ決済方法がiTunes Storeに比べ手間がかかること、
機種とOSのVersionが断片化されすぎていて、デベロッパーのサポートコストが
高くつくことなども、Androidの不利な点と指摘しています。
iOSのApp Storeは今年に入って、アプリの平均単価が上昇に転じており、また
ユーザーは一人あたり平均で100ドル程度アプリを購入しているなど、開発者側
にとって有利な環境が明らかになりつつあるので、今後この傾向はもう少し続く
かもしれません。
URLリンク(blog.flurry.com)