11/07/09 17:07:44.28
GoogleのDaniel Ford氏とJosh Batson氏による2008年時点での全世界のサイト間
言語相関関係を解析した結果から、日本語サイトの特殊性が明らかになりました。
二人は各ウェブサイトで使用されている言語と、そのサイトがリンクを張っている
先のサイトの言語を調査し、相関関係を調べ上げました。
まず、下のグラフを見て下さい。
URLリンク(1.bp.blogspot.com)
これは、英語を除いた各言語の相関図です。右下の方にあるのが日本語です。日本語
のサイトは英語のサイトを除くとChinese_t(おそらく台湾)から若干のリンクが貼られ
ているだけで比較的内部でまとまっているということがわかります。このグラフには
韓国語がありませんが、これは韓国語のサイトにリンクしている他言語のサイトが
極めて少ないということを示しています。
次のグラフは英語のサイトと各言語のサイトの関係です。
URLリンク(1.bp.blogspot.com)
数十の言語が英語を中心にリンクを出入り別に表示されています。この中で、ただ一つ
だけ、英語のサイトにリンクしている数よりも、英語のサイトからリンクされている数の
方が多い言語があります。それが日本語です。英語のサイトへ向かうリンクが少ないの
は日本語のサイトの数が非常に多いことが理由です(外部の言語を頼らなくても情報の
供給が可能)。同じことは中国語のサイトにもあてはまります。
日本語のサイトに対するリンクが多い理由は明らかにされていませんが、英語のサイト
にはない、独自の情報を多く提供しているためだと思われます。この結果を見ると、
日本は国産のコンテンツに自信をもっていいのではないかと感じられます。
URLリンク(googleresearch.blogspot.com)