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米Appleは6日(米国時間)、開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference 2011」の基調講演において、
これまで開発者向けにベータ版として公開されていた次期OS「Mac OS X Lion」の正式発表を行った。
発売は7月、ダウンロード販売のみという方式となり、日本での価格は2600円。
Mac OS X Lionの機能などはすでに公開されていたため驚きはなかったが、販売方法と価格に注目が集まっていた。
これまで、Mac OS XのすべてのバージョンのアップデートはCDやDVDなどのメディアで販売されていた。
しかしMac OS X Lionでは、「Mac App Store」でのみ購入できるダウンロード販売となる。
形式としては現在の最新バージョン「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」のアップグレードとして提供される。
ダウンロード容量は約4GBで、Appleでは「iTunesで販売されているHD映画と同程度のサイズだ」としている。
一度ダウンロードすれば、正式に認証されているすべてのMacで利用可能だ。
また、これまで130ドル程度していたアップグレード版の価格だが、Mac OS X Lionでは29.99ドル(日本では2600円)となった。
これはOSとしては安い価格と言えるだろう。
Appleでは「できるだけ多くのユーザーに利用してもらいたいため」と説明している。
なお、サーバー機能を提供するMac OS X Lion Serverは、 Lion上にインストールするため、
Lionをインストールした上でMac App Storeから49.99ドルでダウンロード購入することになる。
250の新機能を搭載したというMac OS X Lionの詳細情報は、アップルの日本語サイトでも説明されている。
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