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社団法人日本インターネットプロバイダー協会は1日、6月8日に実施される世界規模のIPv6トライアル「World IPv6 Day」に
関する情報提供サイトを開設した。
「World IPv6 Day」は、6月8日の24時間に渡り、各社が提供する自社のサービスをIPv4とIPv6の両方に対応させ、その影響を
探るトライアル。GoogleやYouTube、Facebookなど世界289サイトが参加を表明しており、日本でもNECビッグローブや
NTTコミュニケーションズグループ、Yahoo! JAPANが参加を表明している。
JAIPAでは、World IPv6 Dayの実施にあたり、情報提供サイトを開設。日本で影響の可能性があるユーザーやアプリケーションと、
その対応についての情報を掲載している。
日本では、NTT東西のフレッツ光サービスなどの回線を利用し、標準でIPv6に対応したOSを使用した場合に、サイトへの接続が
遅くなるなどの影響が発生する可能性がある。
NTT東西のフレッツサービスでは、映像配信サービスなどで利用するためにIPv6アドレスを割り当てているが、このIPv6アドレスは
フレッツ網内での利用を前提としているため、外部には接続できない。一方、WindowsなどのOSでは、IPv4とIPv6アドレスの両方が
割り当てられているとIPv6による接続が優先されるため、IPv6による接続がタイムアウトした後でIPv4により接続するため、
ウェブページの表示に時間がかかる、ウェブページの表示ができなくなる、メールが送受信できないといった現象が発生することが
確認されている。
一般ユーザー向けには、IPv6による接続性を確認するサイト「URLリンク(test-ipv6.jp)」が公開されており、このサイトにアクセスする
ことで、World IPv6 Day当日に障害が発生する可能性があるかを確認することができる。
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)