11/01/15 11:57:30
米Googleは米国時間2011年1月12日、Webブラウザ「Chrome」とパソコンOS「Chrome OS」の最新アップデートをリリースした。
今回のアップデートで解消した脆弱性のうち、1件の深刻なバグは見つけるのが極めて困難なelite(エリート)級であるとして、
発見者に3133.7ドルの最高賞金を贈った。elite級の賞金が出たのは今回が初めて。
Googleは、ChromeおよびChrome OSのベースとなるオープンソースプロジェクト「Chromium」のバグ発見者に賞金を
進呈するプログラムを昨年1月に開始した。
基本的な賞金額は500ドルで、重要なバグに対しては1337ドル、さらに深刻なバグあるいは見つけるのが難しいバグに
対しては最高3133.7ドルを支払う。
今回elite級と判断されたバグは、音声処理の際にポインターが操作不能になる問題に関するもの。
発見者のSergey Glazunov氏は、同時に1337ドル級のバグを1件、500ドルと1000ドル級のバグも複数見つけた。
最新アップデート「Chrome 8.0.552.237」と「Chrome OS 8.0.552.334」では、同氏による発見に加え、
Chromium開発コミュニティや開発チームによる発見など合計16件のセキュリティ問題を解消している。
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