10/10/25 21:23:44 BE:3894591479-2BP(3333)
米Appleは10月22日、今後はMacにAdobe SystemsのFlash Playerをプリインストールしないと明らかにした。同社は
Flashに対する障壁を引き上げ続けている。
Appleの決定は、iPhoneやiPadと同じようにMacでのFlash利用を禁止するというものではない。ユーザーはFlash Player
をダウンロードして、Macにインストールすることができる。同ソフトはWebで動画再生に広く使われている。
Appleは公然とFlashに敵対的な姿勢を取っており、同社のスティーブ・ジョブズCEOは、同技術はバグだらけでバッテリー
消費が大きいと批判してきた。Adobeは、Appleは制約をかけすぎると反論している。
さらに、Appleは開発者がFlashを使って同社のモバイル機器向けアプリを開発するのを実質的に禁止していたが、
米規制当局からの調査を受けて、先月その制限を緩和した。
Appleは10月20日に、超薄型MacBook Airの新モデルを発表した。同製品はFlashがプリインストールされない状態で
出荷されており、今後すべてのMacがそうなるとAppleは認めた。
Appleの広報担当ビル・エバンズ氏は、同社は単に、頻繁にアップデートされるFlash Playerの最新のバージョンを
ユーザーが入手するようにしたかっただけだと語っている。
「MacではFlashのサポートを継続する。ユーザーが常に最新の安全なバージョンを入手できる最善の手段は、
Adobeから直接ダウンロードすることだ」(同氏)
Adobeの広報担当者は電子メールによる声明で、「いつものことだが、Adobeはユーザーに最新版のFlash Playerを
Adobe.comからダウンロードするよう勧める」とコメントしている。
Apple株は0.7%値を下げて307.47ドルで引け、Adobeの株価は1.8%高の28.21ドルとなった。
URLリンク(www.itmedia.co.jp)