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Windows Phone 7が姿を現した―少なくとも、モバイル業界観測筋は同OSを載せたデバイスを目にした。彼らは、
興奮に沸いたとまではいかないが、同OSにおおむね好印象を持った。
Microsoftにとってはいいことで、Googleにとっては困ったことだ。既に多くのブロガーが、Windows Phone 7がいかにして
Androidを倒すかについて意見を述べている。
見方はいろいろだ。WIREDは、Microsoftの品質管理における評判の高さ―こうした評判は既に明らかではあるが―
を挙げている。GigaOMは、優れたアプリ、ユーザーエクスペリエンス、ゲーム機能など、Windows Phone 7がAndroidを
しのぐであろう5つの点を挙げている。
Microsoftのスマートフォン市場における復活がどうなるかをめぐるテクノロジーブロガーの予測に皆さんが喜んでいるか、
悩んでいるかはさておいて、これだけは覚えていてほしい。Androidはわずかな期間にiPhoneを追い上げたわけではない、
ということを。
WindowsがAndroidプラットフォームから大きくシェアを奪うかどうか分かるまで数カ月はかかるだろう。だから、今年の
年末商戦の直後にWindows Phone 7がAndroidを追い越すとは思わないことだ。
これまでの好意的な評価を考えると、Windows Phone 7はMicrosoftが2011年に勢いを取り戻すのに貢献するかもしれないと
直感的に感じている。もしかしたら市場シェアを15%くらいにまで伸ばすかもしれない。
AndroidがiPhoneとRIMからシェアをかじり取ったように、Windows Phone 7はAndroidからシェアを削り取るかもしれない。
喜ばしいことだ。Android端末・ソフトのメーカーは新しい強力なライバルに駆り立てられて努力し、エコシステム全体が
よくなるだろう。まずはAndroid Marketの乱雑さと、同ストアの決済手段の少なさが改善されることを願う。
だが浮かれるのはやめておこう。Windows Phone 7はまだ市場に出てきていないし、Microsoftとそのパートナーはうまく
やらなければならない。この先には障害もあるだろうが、Microsoftはこれまでオープンソースの新興勢力に対してしてきたように、
2011年もその後も、Androidをちょっとばかり押しのけて進むだろう。
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