10/10/12 23:37:46
2010年9月に「HomeOS」というMicrosoft Researchの最新の研究プロジェクトについて紹介した。
HomeOSは、異機種混在環境でさまざまなデバイスとシステムがシームレスに協業することを設計目的としたOSだ。
Microsoftは10月初め、10月後半に開催されるワークショップ「ACM Workshop on Hot Topics in Networks」を見越して、
HomeOSと「HomeStore」に関するホワイトペーパーを掲示した。
HomeStoreはHomeOSに付随するアプリケーションストアで、「iPhone」のアプリケーションストアを模倣したものだ。
最新のホワイトペーパーによると、HomeOSは中央集中型ホームオートメーションOSで、TV、スマートフォン、照明とさまざまなものを対象とする。
OSのプロトタイプは「.NET Framework」上に構築されており、提案されているドライバやアプリケーションも全て.NETをベースとする。
最新のホワイトペーパーは「The Home Needs an Operating System(and an App Store)」(家庭にも必要となるOS(とApp Store))という
タイトルで、土台レベルのOSがどのようなものになるのかの詳細情報はない。
Windowsの一種になるのだろうか?
それとも、Microsoft Researchが進めているモバイルOSイニシアティブ「Menlo」をベースとしたものだろうか(少なくとも互換性はあるかもしれない)?
あるいは、コアにMicrosoft Researchが開発するマイクロカーネル「Singularity」を採用するのだろうか
(Ma-Config.comのCharon氏によると、SingularityはすでにMicrosoft社内でホームOS候補として考えられているとのことだ。
HomeOSのホワイトペーパーについてわたしに教えてくれたのも、このCharon氏だ)?
「iPhoneモデルに着想を得た」というHomeStoreは、HomeOSと接続するデバイスとアプリケーションの流通を簡素化するのを支援する。
それだけでなく、オススメのアプリ、品質チェック、ユーザーの評価などの機能もあるという。
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