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【調査】攻撃全体の約半数がPDFを標的に、シマンテック調査(10/10/04) - 暇つぶし2ch1: ◆amidaMovTg @あみだくじψ ★
10/10/04 20:58:52 BE:1730930047-2BP(333)
 株式会社シマンテックは4日、スパム攻撃の傾向や攻撃手法に関する説明会を開催した。

 シマンテックのセキュリティビジネスユニット シニアプロダクトマネージャを務める西島正憲氏は、2009年にシマンテックでは
2億4000万以上の新種の悪質なプログラムを特定し、2008年に比べて約71%するなど、悪質なコードの増加傾向が続いている
と説明。中でも、2008年には全体の11%がPDFを狙った攻撃だったが、2009年には全体の49%を占めるまでに急増。2010年に
ついてはまだ正確な集計は無いものの、この傾向が続いているとした。

 PDFを狙った攻撃の経路としては、スパムメールなどに直接添付される形での攻撃は減少し、ウェブ上のPDFファイルにメール内
のリンクなどで誘導する形の攻撃が増えているという。また、特定の企業や個人を狙った標的型攻撃では、添付ファイルの手法も
依然用いられており、全体に占める標的型攻撃の数は少ないものの、ファイルを開いてしまう可能性は高く危険な攻撃だと注意を
呼びかけた。

 ISP側から見た迷惑メールの現状については、ニフティ株式会社の木村孝氏が説明。日本における迷惑メールの量や割合はここ
数年あまり変化がない状況だが、メール送信規制の「OP25B」などの対策の徹底により、迷惑メールの送信元はほとんどが海外に
なったと説明。また、日本宛の迷惑メールの送信国は、以前は中国発の割合が高かったが、中国経由で迷惑メールを送信していた
業者が逮捕されるなどしたことで、現在ではインドやフィリピンなど他のアジア各国発の割合が増えており、迷惑メール送信の拠点
が移っているのではないかとした。

 また、Sophosによる2010年4月~6月の世界全体の調査では、迷惑メールの発信元となっている国の割合は、米国(15.2%)、
インド(7.7%)、ブラジル(5.5%)などが高く、日本は0.77%で30位とブロードバンド普及率に比べてかなり低い数字となっており、
対策が進んでいることの現れだと説明。また、日本では送信ドメイン認証の普及率も4割近くとなっており、他国に比べると
普及率は高いものの、この段階では認証結果を元にメールを削除するといった対応までは行えないため、今後さらに普及を
呼びかけていきたいとした。

URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)


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